【マウスピース矯正メーカー比較】あなたに合うのは？主要ブランドの特徴とインビザラインの魅力

「歯並びは気になるけど、ワイヤー矯正は目立つから抵抗がある…」
近年、そんな悩みに応える選択肢として「マウスピース矯正」の人気が急速に高まっています。透明で目立ちにくく、自分で取り外せる手軽さから、幅広い年代の方に選ばれるようになりました。

しかし、いざマウスピース矯正を検討し始めると、「インビザライン」「クリアコレクト」「キレイライン」など、様々なメーカー（ブランド）の名前を目にする機会が増え、「どれを選べばいいの？」「メーカーによって何が違うの？」と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。

マウスピース矯正と一口に言っても、メーカーごとに歴史や実績、得意な症例、使用する素材、治療計画のシステムなどに違いがあります。

私たち、ルーチェマウスピース矯正歯科では、数あるマウスピース矯正システムの中から、世界No.1シェアを誇り、圧倒的な実績を持つ「インビザライン」を主軸として採用しています。

この記事では、主要なマウスピース矯正メーカーの特徴を比較しながら、なぜ当院がインビザラインを選んでいるのか、その理由とインビザラインならではの魅力について、専門的な立場から詳しく解説していきます。

この記事が、あなたにとって最適なマウスピース矯正選びの一助となれば幸いです。

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目次はこちら

まずは基本をおさらい！マウスピース矯正とは？
- 主要マウスピース矯正メーカーを比較！それぞれの特徴は？
- マウスピース矯正メーカー比較表
なぜルーチェマウスピース矯正歯科は「インビザライン」を選ぶのか？
- メーカー選び以上に大切なこと：信頼できる歯科医院選び
- ルーチェマウスピース矯正歯科のインビザライン治療
最適なマウスピース矯正選びのために
- - 投稿・監修者プロフィール

まずは基本をおさらい！マウスピース矯正とは？

メーカー比較の前に、まずはマウスピース矯正の基本的な仕組みについて簡単におさらいしておきましょう。

マウスピース矯正は、患者様一人ひとりの歯型に合わせてオーダーメイドで作製された透明なマウスピース型装置（アライナー）を、段階的に交換していくことで歯を少しずつ動かしていく治療法です。

【マウスピース矯正の基本的な仕組み】

精密検査・治療計画: レントゲン撮影や口腔内スキャン（iTeroなど）で精密なデータを取得し、コンピュータ上で歯の移動シミュレーションを行い、治療計画を立てます。
アライナー作製: 治療計画に基づき、治療完了までの歯の動きを段階的に再現した複数のアライナーが作製されます。
アライナー装着・交換: 患者様ご自身で、1日20～22時間以上アライナーを装着し、通常1～2週間ごとに新しいアライナーに交換していきます。
歯の移動: 各アライナーは、目標とする歯の位置に少しずつズレて作られており、その弱い力が継続的にかかることで歯が計画通りに移動していきます。
定期的なチェック: 治療の進行状況を確認し、必要に応じて調整を行うため、定期的に歯科医院へ通院します。

【ワイヤー矯正との主な違い】

目立ちにくい: 透明なため、装着していても周囲に気づかれにくい。
取り外し可能: 食事や歯磨きの際には取り外せるため、衛生的で、食事制限もほとんどない。
痛みが少ない傾向: ワイヤー矯正に比べ、調整時の痛みが少ないと言われることが多い（個人差あり）。
金属アレルギーの心配がない: 金属を使用しないため、金属アレルギーの方も安心。
自己管理が重要: 決められた装着時間を守らないと、計画通りに歯が動かない。

このように多くのメリットがあるマウスピース矯正ですが、その品質や適応範囲は、メーカーによって異なる部分があります。

主要マウスピース矯正メーカーを比較！それぞれの特徴は？

それでは、日本国内で比較的知られている、または導入実績のある主要なマウスピース矯正メーカー（ブランド）について、それぞれの特徴を見ていきましょう。

比較のポイント:

実績・歴史: どれくらいの期間、どれだけの症例で使われてきたか？
対応可能な症例範囲: どのような歯並びの治療に適しているか？
治療計画・シミュレーション技術: 歯の動きをどれだけ精密に計画できるか？
素材・装着感: アライナーの素材や付け心地は？
費用・期間の目安: 一般的な傾向は？

1. インビザライン (Align Technology社 / アメリカ)

実績・歴史:
- 1999年にアメリカで提供開始された、マウスピース矯正のパイオニア的存在。
- 世界100カ国以上で提供され、累計症例数は1,800万件以上と圧倒的な実績を誇ります。これは他の追随を許さない、膨大な臨床データを持っていることを意味します。
対応可能な症例範囲:
- 軽度の叢生（ガタガタ）から、抜歯が必要な複雑な症例、外科矯正が必要なケースまで、非常に幅広い症例に対応可能です。他のメーカーでは対応が難しいとされる難症例にも対応できるケースが多いのが大きな強みです。
治療計画・シミュレーション技術:
- 独自の高精度3D治療計画ソフトウェア「クリンチェック（ClinCheck）」を使用。治療開始から完了までの歯の動きを詳細にシミュレーションし、視覚的に確認できます。
- 膨大な臨床データに基づき、歯の動きの予測精度が高いとされています。
素材・装着感:
- 特許取得の独自素材「SmartTrack（スマートトラック）」を使用。柔軟性と弾性を兼ね備え、持続的で弱い力を歯に加え続けることで、効率的かつ快適な歯の移動を促します。フィット感も良いと評価されています。
費用・期間の目安:
- 全体矯正の場合、一般的に80万円～120万円程度。部分矯正の場合はより安価になります。治療期間は症例によりますが、平均1年～3年程度。他のメーカーと比較すると、高めの価格帯になることもありますが、その分、対応範囲の広さや技術力に裏打ちされています。
その他:
- 歯の動きをより効率的・正確にするための独自技術（アタッチメントの形状を最適化するSmartForce機能、歯の移動順序を最適化するSmartStage技術など）が豊富。
- 歯科医師向けのトレーニングやサポート体制も充実しており、治療の質を担保する仕組みがあります。

→ 私たちルーチェマウスピース矯正歯科がメインで採用しているシステムです。後ほど、当院がインビザラインを選ぶ理由を詳しく解説します。

2. クリアコレクト (Straumann社 / スイス)

実績・歴史:
- 2006年にアメリカで設立。現在は世界的な歯科インプラントメーカーであるストローマン・グループ傘下となり、グローバルに展開しています。インビザラインに次ぐシェアを持つと言われています。
対応可能な症例範囲:
- インビザライン同様、比較的幅広い症例に対応可能ですが、特に難易度の高い症例への対応力は、実績・データ量でインビザラインに軍配が上がるという意見もあります。
治療計画・シミュレーション技術:
- 独自の治療計画ソフトウェアを使用。3Dシミュレーションが可能です。
素材・装着感:
- 独自開発の3層構造素材「ClearQuartz」を使用。耐久性や透明性に優れているとされています。アライナーの辺縁（歯茎に近い部分）のデザインがインビザラインと少し異なります。
費用・期間の目安:
- インビザラインと同等か、やや安価な傾向があると言われます。
その他:
- ストローマン・グループのネットワークを活かした展開力が強みです。

3. キレイライン矯正 (株式会社キレイライン / 日本)

実績・歴史:
- 日本発のマウスピース矯正ブランド。比較的歴史は新しいですが、SNSなどを活用したマーケティングで急速に知名度を上げています。
対応可能な症例範囲:
- 主に前歯の軽度な不正咬合（ガタガタ、すきっ歯など）に特化したシステムです。奥歯の移動や、抜歯が必要な症例、噛み合わせ全体を治すような治療には基本的に対応していません。「気になる部分だけをリーズナブルに治したい」というニーズに応える形です。
治療計画・シミュレーション技術:
- 治療範囲が限定的なため、シミュレーションも比較的シンプルになります。
素材・装着感:
- 国内で製造されたアライナーを使用。
費用・期間の目安:
- 低価格帯（20万円台～）を大きな特徴として打ち出しています。治療期間も数ヶ月～1年程度と比較的短期間です。ただし、これは治療範囲が限定的だからであり、全ての歯並びがこの価格・期間で治るわけではありません。
その他:
- 「安く、早く、手軽に」というコンセプトが明確ですが、適応症例が限られる点、奥歯の噛み合わせを考慮した治療ではない点に注意が必要です。

4. アソアライナー (株式会社アソインターナショナル / 日本)

実績・歴史:
- 日本の歯科技工所が開発したマウスピース矯正システム。国内での実績が豊富です。
対応可能な症例範囲:
- 主に軽度～中程度の不正咬合が対象とされています。後戻りの治療や、部分的な矯正に向いていると言われます。
治療計画・シミュレーション技術:
- 段階的に歯型を採りながらアライナーを作製していく方式が特徴でしたが、近年はデジタル化も進んでいます。一度に作製するアライナーの数がインビザラインなどに比べて少ない場合があります。
素材・装着感:
- 複数の硬さのシートからアライナーを作製し、段階的に力を調整します。
費用・期間の目安:
- インビザラインと比較すると、安価な傾向があります。
その他:
- 日本の技工所がベースのため、国内でのサポート体制に強みがあります。

【主要メーカー比較表（簡易版）】

比較項目	インビザライン (Align Tech)	クリアコレクト (Straumann)	キレイライン (キレイライン社)	アソアライナー (アソ)
実績/歴史	◎ (世界No.1, 1700万症例超)	〇 (グローバル展開)	△ (比較的新しい, 日本)	〇 (国内実績豊富)
対応症例範囲	◎ (軽度～難症例まで)	〇 (比較的広い)	△ (前歯の軽度症例特化)	△ (軽度～中程度中心)
治療計画/技術	◎ (クリンチェック, 独自技術)	〇 (3D計画)	△ (範囲限定的)	△ (段階的作製もあり)
素材/装着感	◎ (SmartTrack)	〇 (ClearQuartz)	〇	〇 (複数素材)
費用目安	△～〇 (高めだが価値あり)	〇 (インビザラインに近いか安価)	◎ (低価格帯)	〇 (比較的安価)
開発国/製造	アメリカ/グローバル	スイス(本社)/グローバル	日本	日本
当院の採用	◎ (主軸)	×	×	×

※上記は一般的な傾向であり、実際の費用や期間、対応可否は症例や歯科医院によって異なります。◎:特に優れている/広い、〇:標準的/可能、△:限定的/やや劣る/注意点あり

留意点:
上記以外にも、シュアスマイル（デンツプライシロナ社）、スマイルトゥルー、クリアラインなど、様々なマウスピース矯正システムが存在します。それぞれに特徴がありますが、実績、対応範囲、技術力の点で、インビザラインが総合的にリードしているというのが、多くの専門家の見解であり、当院の考えでもあります。

マウスピース矯正メーカー比較表

上記の代表的なメーカー以外にも、日本国内では様々な特徴を持つマウスピース矯正ブランドが登場しています。以下に、読者様からご提供いただいた情報および当院調べに基づき、各メーカーの特徴をまとめた比較表を参考情報として掲載します。

（ご注意）

この表は、各メーカーの公式サイト情報や一般的な情報に基づき作成されています（2025年4月現在）。
治療範囲、治療期間、通院頻度、治療費用は、あくまで一般的な目安であり、個々の患者様の歯並びの状態（症例の難易度）や、治療を担当する歯科医院の方針によって大きく異なります。
「部分矯正」のみを主とするメーカーと、「全体矯正」まで対応可能なメーカーでは、費用や期間の目安が全く異なります。
オンライン診療の有無や通院頻度も、治療の質や安全性に関わる重要な要素です。安易な自己判断は避け、必ず歯科医師の診察と管理のもとで治療を進めるようにしましょう。
最新かつ詳細な情報、ご自身への適応可否については、必ず各メーカーの公式サイトや、実際に治療を提供している歯科医院にて直接ご確認いただきますようお願いいたします。

ブランド名	特徴	オンライン通院	治療範囲	治療期間	通院頻度	治療費用
インビザライン	最も知名度の高いマウスピース矯正ブランド。		部分〜全体	3ヶ月〜3年	1～3ヶ月に1回	20万〜100万円
クリアコレクト	インプラントで有名なストローマン社の製品。		部分〜全体	6ヶ月〜3年	1～3ヶ月に1回	15万〜70万円
キレイライン	部分矯正が中心で手軽なプランあり。		部分〜全体	6ヶ月〜1年3ヶ月	1.5ヶ月〜3ヶ月に2回	19.8万〜46.2万円
アソアライナー	3段階の硬さがあるマウスピースを使用。		部分	4ヶ月〜1年半	1ヶ月に1回	10万〜40万円
アットスマイル	「クリアコレクト」を採用。サポートが充実。		部分〜全体	3ヶ月〜3年	1ヶ月に1回	25万〜88万円
エミニナル	エキサイト株式会社が提供。全国48医院で展開。	あり	部分〜全体	3ヶ月〜1年半	最低1回	13万〜86万円
クリアライン	初回カウンセリング、精密検査が無料。		部分	5ヶ月〜1年3ヶ月	1ヶ月に1回	8.8万〜31.9万円
シュアスマイル	3D技術の活用で技術差が最小限。		部分〜全体	6〜12ヶ月	1〜2ヶ月に1回	22万〜100万円
湘南マウスピース	湘南美容クリニックが提供。		部分	約6ヶ月	1〜2ヶ月に1回	9.98万〜14.5万円
スマイルトゥルー	部分矯正のみ対応。		部分	3〜8ヶ月	2週間に1回	25万〜65万円
スマイルモア	東京・神奈川・埼玉エリア限定。		部分	3〜12ヶ月	3ヶ月に1回	18.7万〜39.6万円
マウスピース矯正ローコスト	お試し可能。状態に応じて選択可。		部分〜全体	3ヶ月半〜1年半	2ヶ月に1回	30万〜55万円
DPEARL	LINEサポート＋通院併用。	あり	部分〜全体	3ヶ月〜1年	原則月1回	30.8万〜99万円
GlorySmile	完全通院不要を実現。歯型キットでセルフ矯正。	あり	部分	5〜8ヶ月	不要	9.8万〜19.8万円
hanalove	最低1回通院。月々9,075円〜	あり	部分〜全体	〜1年	最低1回	21.78万〜77万円
hanaravi	ワイヤー矯正と迷っている方におすすめ。	あり	部分	5ヶ月〜1年半	最低1回	33万〜88万円
Oh my teeth	5年で累計5万人以上が無料診断を体験。		部分〜全体	3ヶ月〜3年	最低１回	33万、66万円
Zenyum	シンガポール発。アジア9カ国で事業展開。	あり	部分〜全体	6ヶ月〜1年3ヶ月	最低2回	32.45万〜66万円

【表から読み取れること・注意点】

この表を見ると、マウスピース矯正がいかに多様化しているかが分かります。

治療範囲: 「部分矯正」のみに特化し、費用を抑えているメーカーが多い一方、「全体矯正」まで対応できるメーカーは限られています。インビザラインやクリアコレクトなどは全体矯正にも対応しています。
費用: 低価格帯を打ち出すメーカーもありますが、その多くは治療範囲が前歯などに限定されている「部分矯正」です。全体的な噛み合わせまで治す場合は、ある程度の費用が必要になるのが一般的です。
オンライン診療・通院頻度: 通院頻度を減らしたり、オンライン診療を取り入れたりするメーカーも増えています。利便性が高い反面、歯科医師による直接的な診察や管理が不十分になるリスクも考慮する必要があります。特に「完全通院不要」を謳うシステムは、自己責任で行う部分が大きく、予期せぬトラブルに繋がる可能性も否定できません。歯科矯正は医療行為であり、専門家による適切な管理が不可欠です。

このように選択肢が豊富なのは良いことですが、それぞれのメリット・デメリット、そしてご自身の歯並びの状態や治療のゴールに合っているかを、慎重に見極める必要があります。

なぜルーチェマウスピース矯正歯科は「インビザライン」を選ぶのか？

ここまで主要なメーカーを比較してきましたが、私たちルーチェマウスピース矯正歯科が、自信を持って患者様におすすめし、主軸として採用しているのは「インビザライン」です。その理由は、インビザラインが持つ数々の優位性が、患者様にとってより質の高い、安全で、満足度の高い治療に繋がると確信しているからです。

【当院がインビザラインを選ぶ５つの理由】

【理由１】圧倒的な実績と臨床データに基づいた信頼性
- 前述の通り、インビザラインは世界で1,800万症例以上という、他のどのメーカーも及ばない圧倒的な治療実績を持っています。この膨大な臨床データは、治療計画ソフトウェア「クリンチェック」のアルゴリズムに反映され、歯の動きの予測精度を高め、治療の成功率向上に貢献しています。これは、長い年月をかけて蓄積されたインビザラインならではの大きなアドバンテージです。
【理由２】軽度から難症例まで、幅広い適応範囲
- 「私の歯並びでもマウスピース矯正できるかな？」という不安をお持ちの方も多いと思いますが、インビザラインは非常に幅広い症例に対応可能です。簡単な前歯の部分矯正から、奥歯の移動や抜歯が必要な複雑なケース、顎変形症などの難症例（外科矯正併用の場合あり）まで、多くの選択肢を提供できます。これは、患者様の多様なニーズに応え、最善の治療法を提案するために不可欠な要素です。当院のようなレッドダイヤモンドプロバイダーは、特にこの難症例への対応経験が豊富です。
【理由３】独自の先進技術による、より精密で効率的な歯の移動
- インビザラインは、単にマウスピースを作るだけでなく、歯を効率的かつ予測通りに動かすための様々な独自技術を持っています。
  - SmartTrack素材: 特許取得の柔軟性と弾性に優れた素材で、弱い力を継続的に加え、痛みを抑えながら効率的に歯を動かします。フィット感も高く、快適な装着感を提供します。
  - SmartForce機能: アタッチメント（歯につける小さな突起）の形状や配置を最適化し、歯根を含めた三次元的な歯のコントロールを可能にします。これにより、回転や傾斜など、難しい歯の動きも実現しやすくなります。
  - SmartStage技術: 歯の移動順序やタイミングを最適化し、無駄な動きを減らし、効率的な治療プロセスを実現します。
- これらの技術により、治療期間の短縮や、より精度の高い治療結果が期待できます。
【理由４】治療ゴールが明確になる「クリンチェック」
- インビザラインの治療計画ソフトウェア「クリンチェック」では、治療開始から完了までの歯の動きを3D動画で視覚的に確認することができます。患者様ご自身が治療後の歯並びを具体的にイメージできるため、治療へのモチベーション維持に繋がります。また、私たち歯科医師にとっても、患者様と治療ゴールを共有し、綿密な治療計画を立てる上で非常に有効なツールです。
【理由５】継続的な研究開発と歯科医師へのサポート
- インビザラインは、現状に甘んじることなく、常にシステムや素材の改良、新技術の開発を続けています。また、アライン・テクノロジー社は、インビザラインを提供する歯科医師向けの教育プログラムやセミナー、サポート体制を非常に重視しています。これにより、私たち歯科医師は常に最新の知識と技術を習得し、治療の質を高め続けることができます。

これらの理由から、当院では、患者様に最高水準のマウスピース矯正治療を提供するためには、インビザラインが最も優れた選択肢であると考えています。

メーカー選び以上に大切なこと：信頼できる歯科医院選び

ここまで様々なマウスピース矯正メーカーについて比較してきましたが、一つ強調しておきたいことがあります。それは、「どのメーカーを選ぶか」以上に、「どの歯科医師・歯科医院を選ぶか」が治療の成功を左右するということです。

どんなに優れたシステム（例えばインビザライン）であっても、それを扱う歯科医師の診断力、知識、技術、経験が伴わなければ、期待通りの結果を得ることは難しくなります。

【信頼できる歯科医院選びのポイント】

精密な検査と診断: レントゲン（セファロ含む）、口腔内写真、口腔内スキャンなど、必要な検査をしっかり行い、骨格や歯根の状態まで考慮した上で診断してくれるか。
丁寧なカウンセリングと説明: 患者様の希望をしっかり聞き、治療計画のメリット・デメリット、期間、費用、リスクなどを分かりやすく説明してくれるか。疑問に誠実に答えてくれるか。
インビザライン（マウスピース矯正）の経験と実績: 多くの症例を手掛けているか（プロバイダーステータスも参考に）。類似症例の治療経験はあるか。
治療中の管理体制: 定期的なチェックをしっかり行い、計画通りに進んでいるか、問題はないかを確認し、適切に対応してくれるか。
衛生管理と設備: 院内は清潔か。iTeroなどの最新設備は導入されているか。
コミュニケーション: 医師やスタッフと良好なコミュニケーションが取れ、安心して任せられると感じるか。

安易に「安いから」「家から近いから」という理由だけで選ぶのではなく、これらの点を踏まえて、総合的に信頼できる歯科医院を選ぶことが、後悔しないマウスピース矯正治療のためには不可欠です。