「インビザラインの費用相場を知りたい」
「プランごとの費用平均や相場はどれくらい？」
「費用を安く抑える方法はある？」
このような悩みはありませんか？
インビザラインはプランによっても費用や相場が大きく異なるうえに、クリニックによっても費用に大きな差があります。
そのため、インビザラインの費用の平均や相場を理解したうえでクリニックを選ぶと、想定外の出費を抑えやすいです。
この記事では、インビザラインの費用相場やプランごとの平均費用、インビザラインの費用を抑える方法を紹介します。
目立たない矯正として人気が高まる「インビザライン」矯正を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
ルーチェマウスピース矯正歯科では無料カウンセリングを実施しています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
目次はこちら
インビザラインの費用相場は？
この章では、インビザラインの全体矯正と部分矯正の費用相場を解説します。
全体矯正の相場
| 全体矯正項目 | 全体矯正の費用相場 |
|---|---|
| インビザライン | 700,000～1,200,000円程度 |
地域やクリニックの方針によっても異なりますが、インビザライン全体矯正の費用相場は70万円から120万円程度です。
治療期間が2年以上必要な重度の症例では100万円を超えるケースも見られます。
部分矯正の相場
| 部分矯正項目 | 部分矯正の費用相場 |
|---|---|
| インビザライン | 300,000～600,000円程度 |
インビザラインの部分矯正も、全体矯正と同様、クリニックによって差がありますが、相場は30万円～60万円程度です。
重症度が高い症例では、もう少し費用が高くなることがあります。
クリニックによってインビザラインの費用が異なる理由
クリニックごとのインビザライン費用の違いは、その歯科医院の経営方針や診療環境など、複数の要因が関係しています。
また、インビザライン認定医の経験症例数によっても費用は変動します。
豊富な実績を持つ医師の在籍する医院では、仕入れの値段の関係で、定価より安くインビザラインを提供できることもあります。
インビザラインには、「レッドダイヤモンド」という症例数が年間1,000名を超えた歯科医院や歯科医師に与えられるステータスがあります。
インビザラインのレッドダイアモンドについて詳しく知りたい方は「インビザライン最高峰「レッドダイヤモンド」とは？4年連続レッドダイヤモンド認定医を受賞しているルーチェマウスピース矯正歯科が解説」をご参照ください。
そのような実績をチェックして、クリニックを選ぶことで費用を抑えられる可能性があるので、チェックしてみるのがおすすめです。
インビザラインのプランごとの費用相場
インビザラインには、さまざまなプランが用意されています。
- コンプリヘンシブ
- モデレート
- GO
- ライト
- エクスプレス
- ファースト
インビザラインのプランは、全体矯正用と部分矯正用、小児矯正用に分けられます。
インビザラインの費用はプランによっても変わりますが、基本的には治療に使用するアライナーの枚数で大きく値段が異なります。
この章では、インビザラインの種類別の費用相場・費用平均をご紹介します。
▼インビザラインのプランごとの平均費用相場まとめ
| プラン名 | 平均費用相場 |
|---|---|
| コンプリヘンシブ | 800,000～1,200,000円程度 |
| モデレート | 700,000～900,000円程度 |
| GO | 300,000～600,000円程度 |
| ライト | 450,000～700,000円程度 |
| エクスプレス | 300,000～500,000円程度 |
| ファースト | 600,000円程度 |
インビザライン コンプリヘンシブ：80万～120万円
インビザラインコンプリヘンシブは、全体矯正用のプランであり、平均費用相場は80万～120万円です。
少し前までは「インビザライン・フル」と呼ばれていたプランで、使用できるマウスピースの枚数に基本的に制限がありません。
重度の治療が必要な症例（著しい叢生（歯並びの乱れ）や開咬、過蓋咬合など）にも対応可能で、歯並びがきれいに整うまで治療を受けられます。
治療にかかる期間は1～3年程度です。
「マウスピースの制限枚数なしで絶対に歯並びをきれいしたい方」にはインビザライン コンプリヘンシブがおすすめです。
インビザライン モデレート：70万～90万
インビザライン モデレートは、全体矯正用のプランであり、平均費用相場は70万円～90万円です。
インビザライン モデレートで使用できるマウスピースは最大で26枚になります。
比較的軽度から中程度の症例に対応し、治療期間も1年から1年半程度に設定されているため、コンプリヘンシブと比較してコストを抑えることができます。
インビザライン モデレートは「費用対効果の高いプランがいい」という方におすすめです。
インビザライン GO：30万～60万円
インビザラインGoは、前から5番目の第二小臼歯までが治療対象となる部分矯正プランであり、費用相場は平均30万円～60万円です。
大臼歯（奥歯）は治療対象外となるため、前歯だけ矯正したい人におすすめのプランといえるでしょう。
インビザラインGoで使用できるマウスピースの枚数は最大で20枚で、治療期間は半年くらいです。
インビザライン ライト：45万～70万
インビザライン ライトは、部分矯正用のプラン（※厳密には異なる）であり、平均費用相場は45万～70万円です。
インビザラインライトで使用できるマウスピースは最大14枚です。
軽度の歯並びの乱れを矯正するのに向いているプランであり、対象となる症例が限られます。
比較的軽度な歯並びの乱れを短期間で治療したい人におすすめのプランです。
インビザライン エクスプレス：30万～50万円
インビザライン エクスプレスは、部分矯正用のプラン（※厳密には異なる）であり、平均費用相場は30万～50万円 です。
インビザライン エクスプレスで使用できるマウスピースの上限は7枚です。
インビザライン ライトより軽度の症例に対応しているプランであり、インビザラインライトより短期間で治療できます。
インビザラインエクスプレスは、
・前歯のちょっとしたズレを調整したい方
・他の矯正で後戻りしたのを直したい方
におすすめです。
※補足
インビザラインライトとインビザラインエクスプレスは、厳密には部分矯正ではなく、上下の歯列全体を対象とするプランです。
しかし、使用できるマウスピースの枚数の制限から歯を動かせる量が限定されてしまいます。
そのため、ライトとエクスプレスは部分矯正用のプランとして紹介しています。
インビザライン ファースト：60万円
インビザラインファーストは子供（6歳～10歳前後）専用のマウスピース矯正プランであり、平均費用相場は60万円前後です。
使用するマウスピースは、一見すると大人のマウスピースと同じように見えますが、少し異なります。
具体的には
・永久歯が生えてくるためのスペースがある
・時間管理がしやすいようなパーツが付随する
といった点です。
マウスピースの使用方法は、基本的に大人のものと変わりはありませんのでご安心ください。
インビザラインの費用の内訳を紹介
インビザラインの総費用には、マウスピース代金以外にも複数の項目が含まれています。
主に含まれる費用は以下です。
- 初診カウンセリング料
- 検査費用（レントゲン撮影、歯形スキャンなど）
- 治療計画シミュレーション作成料
- 定期的な調整費料
- 保定管理料
例えば、3Dスキャンによる治療計画のシミュレーション費用が、別途5万円程度かかるクリニックなどもあります。
治療開始前に各費用項目の詳細を確認することで、予期せぬ出費を防ぐことができるでしょう。
ルーチェマウスピース矯正歯科では上記の費用が全て無料です。
気になる方は、以下のボタンより詳細をチェックしてみましょう。
インビザラインの費用を安く抑える方法4選
ここまで読んで、「インビザラインって高い！」って思った方がいらっしゃるかもしれません。
「正直なところ、インビザラインの費用がちょっとでも抑えられたら嬉しい」と思う方が多いと思います。
そこで、この章では、インビザラインの費用を安く抑える方法を紹介します。
具体的な方法は下記です。
- 症例数が多く、安くインビザラインを受けられるクリニックを選ぶ
- トータルフィー制のクリニックを選ぶ
- 症状が軽度の方は部分矯正も検討する
- 医療費控除を活用する
それぞれ詳しく解説します。
1.症例数が多く、安くインビザラインを受けられるクリニックを選ぶ
インビザライン治療の症例数が多い歯科医院では、豊富な経験と効率的な治療プロセスにより、質の高い治療を安く提供できる傾向にあります。
例えば、症例数の多い医院では、的確で無駄のない治療期間の設定が可能となり、結果として治療費用を抑えられるでしょう。
また、インビザラインの年間症例数が多い医院では、メーカーからの優遇価格でマウスピースを仕入れることもできるため、その分を治療費に還元できる場合もあります。
このように、症例数の多い医院を選ぶことは、費用面でも治療の質でもおすすめです。
また、症例数の多い医院を選ぶ基準として、インビザラインの公式プロバイダー制度のランクが参考になります。
インビザラインの公式プロバイダーのランクが高ければ高いほど、より多くの症例数を取り扱っています。
インビザラインの公式プロバイダー制度が気になった方は、「インビザライン最高峰「レッドダイヤモンド」とは？4年連続レッドダイヤモンド認定医を受賞しているルーチェマウスピース矯正歯科が解説」をご参照ください。
2.トータルフィー制のクリニックを選ぶ
インビザラインの費用を安く抑えるには、トータルフィー制のクリニックを選ぶのがおすすめです。
クリニックによっては、通常の治療費以外にも
・再診料
・装置の調整費用
・保定装置の費用
など、様々な項目が発生する可能性があります。
例えば、治療途中でマウスピースの再作製が必要になった場合の費用や、治療終了後の保定装置の費用が含まれていない場合、後から数万円規模の追加費用が発生することがあります。
予期せぬ追加費用で想定外の出費を避けるためにも、トータルフィー制のクリニックを選ぶのがおすすめです。
3.症状が軽度の方は部分矯正も検討する
歯並びの乱れが軽度で、前歯部分のみの治療で目的が達成できる場合は、部分矯正を選択することで大幅な費用削減が可能です。
部分矯正は、全体矯正と比較して治療期間が短く、必要なマウスピースの数も少なくなるため、費用を抑えることができます。
例えば、前歯の軽度なガタつきや隙間の修正であれば、全体矯正の半分以下の期間と費用で治療が完了する可能性があります。
ただし、部分矯正で対応できる症例には限りがあり、咬み合わせの問題や顎の位置関係に課題がある場合は、全体矯正が必要となることもあります。
まずは医師による診断を受け、自身の症例に最適な治療方法を選択することが重要です。
4.医療費控除を活用する
インビザラインの費用を安く抑えるには、医療目的でインビザラインを受けたうえで、医療費控除を利用するのがおすすめです。
- 噛み合わせの改善
- 発音障害の解消
などのような医療目的の方は、インビザラインで医療費控除を利用可能です。
医療費控除は、
- マウスピース矯正の治療費（インビザラインなど）
- 初診料・診察料・検査費用
- 矯正装置の作製・調整費
- 通院にかかった交通費（公共交通機関を利用した場合）
- 投薬料、歯のクリーニング（医師が治療の一環として必要と判断した場合）
といった費用が対象となります。
美容や審美目的の方は医療費控除が使えないのでご注意ください。
医療費控除について詳しく知りたい方は「マウスピース矯正は医療費控除の対象です！ 計算方法や申請方法について」をご参照ください。
インビザラインの費用についてのよくある質問
この章では、インビザラインの費用についてのよくある質問について回答します。
インビザラインで保険は使える？
インビザラインでは原則として保険が使えません。
それはワイヤー矯正も同じです。
歯並び・噛み合わせの乱れというのは、虫歯や歯周病とは異なり、今すぐにでも治さなければ健康に大きな悪影響をもたらすようなものではないからです。
費用も高額であることから、すべての矯正治療に保険を適用していたら、国の医療費も大きく膨れ上がってしまいます。
そのため一部の症例に限り、矯正治療への保険適用を認めているのが現状です。
具体的には、以下のようなケースでインビザライン矯正にも保険が適用される場合があります。
- 厚生労働大臣が指定した疾患に由来する咬合異常がある
- 顎変形症の手術前・後の矯正歯科治療
- 前歯及び小臼歯の永久歯のうち3歯以上の萌出不全に起因した咬合異常がある
とても難しい言葉が並んでいますが、実際に上記の症状に該当する人はごく一部に限られます。
上記の症状に心当たりがある場合は、まず医科や歯科の主治医に相談してみましょう。
いずれも深刻な噛み合わせの異常を伴っているため、矯正治療が必須となっているケースが多いでしょう。
追加費用はどんなときにかかる？
インビザライン矯正中、意図せぬ追加費用がかかる場合があります。
トータルフィー制のクリニックでも、下記の場合は追加費用が発生する可能性があります。
- マウスピースの紛失・破損で再製作が必要になる場合
- 治療が期間の延長で追加のマウスピースをつくる場合
それぞれ詳しく解説します。
マウスピースの紛失・破損で再製作する場合
マウスピースを紛失・破損した場合はマウスピースの再製作が必要になり、追加費用がかかります。
マウスピースの紛失は、「飲食時に外したマウスピースをティッシュにくるんでおいておいて、間違って捨ててしまった」という事例があります。
マウスピースの紛失を防ぐためには、外したマウスピースを専用のケースで保管するクセをつけるのがおすすめです。
また、マウスピースの破損は、「間違ったマウスピースの着脱の仕方」をしたときにおこりやすいです。
マウスピースの破損を防ぐためにも、マウスピースの着脱には細心の注意を払うとよいでしょう。
治療期間の延長で追加のマウスピースをつくる場合
治療が計画通りにいかず、追加のマウスピースを作製しないといけないとき、追加費用が必要となる場合があります。
治療が計画通りにいかないのは、
- 1日の装着時間を守れない
- マウスピースの交換順序や時期を間違えた
などが原因としてあげられます。
治療期間の延長で追加費用がかからないように、マウスピースの1日の装着時間や交換時期・交換順序は順守するのがおすすめです。
結局、大人のインビザライン費用の平均はどのくらいなの？
大人のインビザライン矯正の全国的な費用平均について言及すると、50万～120万円程度といえるのではないでしょうか。
大人のインビザライン矯正は、
- コンプリヘンシブ
- モデレート
- Go
- ライト
- エクスプレス
の5つのプランから選択することになります。
大人になってから矯正治療を始めた場合は、顎の骨が成長する力を利用できないことから、比較的多くのマウスピースが必要です。
そのため、インビザラインライトやエクスプレスといった7～14枚程度のマウスピースでは、満足のいく結果を得ることが難しいといえます。
つまり、多くの人はインビザラインにおける全体矯正を選択することになるのです。
そうしたことから大人のインビザライン矯正の費用平均としては、50万～120万円程度が現実的な数字といえるのです。
まとめ：インビザラインの費用相場はプランやクリニックで大きく異なる
インビザラインはクリニックやプランによって費用が大きく異なります。
▼インビザラインの費用相場まとめ
| 項目 | 全体矯正の費用相場 |
|---|---|
| 全体矯正 | 700,000～1,200,000円程度 |
| 部分矯正 | 300,000～600,000円程度 |
▼インビザラインのプランごとの平均費用相場
| プラン名 | 平均費用相場 |
|---|---|
| コンプリヘンシブ | 800,000～1,200,000円程度 |
| モデレート | 700,000～900,000円程度 |
| GO | 300,000～600,000円程度 |
| ライト | 450,000～700,000円程度 |
| エクスプレス | 300,000～500,000円程度 |
| ファースト | 600,000円程度 |
また、高額なインビザラインの費用を抑える方法は、
- 症例数が多く、安くインビザラインを受けられるクリニックを選ぶ
- トータルフィー制のクリニックを選ぶ
- 症状が軽度の方は部分矯正も検討する
- 医療費控除を活用する
でした。
この記事がインビザラインの利用を検討している方の一助になれば幸いです。
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豊富な症例数により、比較的費用の抑えたインビザライン矯正が可能ですので、気になる方は以下から詳細をチェックしてみてください。
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