美しい歯並びは自分に自信を持つために欠かせない要素のひとつです。
しかし、歯並びでお悩みの多くの方にとって従来の矯正方法は金属の見た目や痛みなど、いくつかのハードルがありました。
そのような方々にとって、インビザライン矯正(マウスピース矯正)は画期的な選択肢と言えます。
また、以前ではインビザライン矯正は適応症例が少ないイメージがありましたが、技術の進歩により適応症例の幅は大きく広がっています。
本コラムでは、インビザライン矯正のメリット・デメリットを詳しくご紹介します。
歯列矯正をお考えの方やインビザラインに興味をお持ちの方は、是非最後までお読みいただき、満足のいく選択を得るための知識を身につけていただければと思います。
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目次
- 1. インビザライン矯正とは?
- 2. インビザライン矯正の治療までの流れ
- 3. マウスピース型矯正装置のメリット
- 4. インビザライン矯正のメリット
- 5. インビザライン矯正/マウスピース型矯正装置のデメリット
- 6. よくある質問/疑問
- 7. インビザライン矯正で後悔しないために見るべきポイント
- 8. インビザライン・ドクターランクシステム
- 9. インビザライン矯正で後悔しない方法まとめ
1. インビザライン矯正とは?
インビザラインとは、アメリカにあるAlign Technology, Inc.が開発した透明なマウスピース型の矯正装置です。
現在、世界には数多くのマウスピース型矯正装置が存在しますが、インビザラインはそれらとは一線を画す特許技術により、高い治療精度を得ています。
インビザラインは日本をはじめアメリカやカナダ、中国、イギリス、ドイツなど世界中のドクター・患者様からの支持も高く、世界で1200万人を超える患者様が治療を受けられています。世界で最も患者様の多いマウスピース型矯正装置と言えるでしょう。
2. インビザライン矯正の治療までの流れ
インビザライン矯正では、口腔内スキャンやCBCTを用いて患者様にできるだけストレスが無く、かつ迅速に治療が開始できるようなプロセスが用いられています。
①初診、ご相談、精密検査
歯科医師によるカウンセリングや患者様の口腔内チェックを行います。
同日に、光学印象の口腔内スキャンやパノラマレントゲン、CBCTの撮影などの精密検査を行います。
口腔内スキャンは小型の装置を用いるため、痛みや違和感をほとんど感じること無くスキャンデータを採得することができます。従来の粘土のような歯形の採得方法が苦手だった方でも安心して行うことができます。
併せて歯科医師よりだいたいの治療期間などの説明があります。
②治療計画のご提案
精密検査の結果を基に、患者様ひとりひとりに合わせた3Dシミュレーションをお作りし、それをご覧に入れながら治療プランのご提案を致します。
3Dシミュレーションを用いるため、ご自身の歯がどのような順序で動いていくのか、歯並びの完成予想はどのようなものかをご覧になることができます。
このときに詳しい治療期間や、使用するマウスピースの枚数などの説明があります。
ご相談の上、治療計画が決定した際はマウスピースの作成に移ります。
また、事前の抜歯や歯科治療が必要な場合は治療開始までにそれらを済ませておきます。
③治療の開始
クリニックにマウスピースが届き次第、速やかに治療を開始致します。
症例にもよりますが、初装着のご予約の際に全てのマウスピースをお渡しすることが多いです。
以降はご自身で保管・管理していただき、ご自宅で矯正が進められるようにします。
マウスピースの交換頻度は7〜10日に1枚ですが、クリニックへの来院頻度は約1ヶ月半〜2ヶ月にいちどのペースです。
マウスピース初装着のご予約や定期的なご来院時に合わせて歯石除去やクリーニングを受けられる方が多いです。
3. マウスピース型矯正装置のメリット
インビザラインの特徴をご紹介する前に、まずはマウスピース型矯正装置のメリットをご紹介します。
①目立ちにくい
金属が見えてしまうワイヤー型矯正装置と比較して、透明で目立ちにくいことはマウスピース矯正の大きなメリットです。
装着時も自然なので誰かに気づかれることはほぼないと言っていいでしょう。
②取り外しができる
ご自身でマウスピースを外すことができるので、お食事や歯磨きはいつも通りしていただけます。
ワイヤー矯正の場合、器具に阻まれてブラシが届かず虫歯になってしまうことがありますが、マウスピース矯正ではフロスを通すこともできます。
また、マウスピースも毎日洗うことができるので、衛生的にお使いいただけます。
③金属アレルギーのリスクがない
矯正に用いられるマウスピースはポリウレタンを主とした素材で作られているので、金属アレルギーのある方でも安心して治療することができます。
④来院頻度が少ない
ワイヤー矯正の場合、2−3週間にいちど、1時間ほどのワイヤー交換でご来院いただく必要がありますが、マウスピース矯正の場合は、問題がなければ2ヶ月にいちど程度のご来院で経過観察していきます。
⑤違和感や痛みが少ない
マウスピースは0.5㎜と非常に薄いのが特徴です。
また非常に柔らかく歯にフィットする素材なので、違和感が少なく使用することができます。
じわじわと継続的な力をかけることで歯を動かしていくので、ワイヤー矯正に比べて痛みを抑える事が可能です。
これらだけでも患者様の治療生活での苦痛を大きく軽減するメリットとなり得ます。
4. インビザライン矯正のメリット
では、数あるマウスピース型矯正装置の中で、なぜインビザラインが世界中から指示されるのか、それはAlign Technology, Inc.独自のシステムや特許技術に裏付けされます。
これらが治療成績を大いに向上させるため、患者様にとっては満足のいく治療に繋がります。
①独自のマウスピースの素材:Smart Track
インビザライン・システムでは2013年頃よりSmart Trackと呼ばれるインビザライン独自の素材を採用しています。Smart Trackは従来の一般的なマウスピースの素材と比較してより柔らかく、弾性が高いのが特徴です。
つまり薄く、装着感が高い。さらに柔らかいのに矯正力(フォース)が持続するという大きなメリットを得ることになりました。
Smart Trackのマウスピースの薄さは約0.5㎜と以前と比べ非常に薄いです。また、歯牙全体のフィット感を高めることで装着時の違和感も少なくなりますし、より効率的に歯が動いてくれるようになります。これによりシミュレーションどおりに歯が並んでくれるようになるのでシミュレーション達成度も向上しました。
硬い素材だとどうしても着脱時に痛みや違和感が発生するのですが、素材が柔らかくしなやかになったことでそうしたトラブルもかなり緩和されました。
以前のマウスピースの素材では、14日間の使用期間の間に徐々に歯に加わる力が弱まってくるという問題がありました。これは非常にもったいないことです。しかしSmart Trackでは矯正力(フォース)が持続することで1枚の想定使用期間のなかでも常に一定の力が加わり続けるようになりました。
これにより1枚のマウスピースでより歯がたくさん動くようになっております。
とくにアジア人はガタつきのある叢生の症例が多いため、途中でマウスピースが合わなくなったりマウスピースの着脱の際に慣れが必要だったりする場合がありましたが、Smart Trackではこれらの問題点が改善されております。
マウスピースというと少し堅めのイメージがあるかと思いますが、インビザライン・システムのマウスピースは軽く力を加えただけでしなるように曲がり、形状記憶のように戻っていきます。
Smart Trackの優秀さは是非ご来院いただいた際に実際に触って実感してください。
②アタッチメントシステム
インビザライン・システムで用いられるアタッチメントは用途によって形状や大きさが異なり、必要に応じてドクターが設計時に設置したりAIによって必要部位に自動設置されたりします。
アタッチメントがあることによってマウスピースの矯正力に+αの力が加わります。
インビザラインの設計や治療計画の再現性の高さを支える重要なファクターの一つです。
◆歯の動きに合った形状のアタッチメント
ただやみくもにアタッチメントを設置するだけでは効果がありませんし、歯の動きに合った形状のアタッチメントを選択しなければ期待した動きになりません。
アタッチメントシステムを有効活用するためにはドクターの経験と知識が必要になってきます。
◆世界で最も症例実績があるインビザライン社
設計段階で自動設置されるアタッチメントに関しても、世界シェアNo.1に裏付けされる膨大な症例数と常にアップデートの研究を重ね続けるインビザライン社だからこそ効果的なアタッチメントシステムを提供できていると言えます。
以下に、いくつか特徴的なアタッチメントをご紹介致します。
・ルートコントロール用最適アタッチメント
上顎前歯部などの歯根が長い歯牙に対して回転の力を加えることで歯根から動かすことが可能です。
正中離開(前歯のすきっ歯)やアップライト(持ち上げる動き)の際に使用します。
・前歯挺出用最適アタッチメント
オープンバイトの症例に対して、歯を挺出させる(引き出す動き)の際に使用します。
歯の大きさによって必要な力も異なるため、必要に応じてそれぞれのアタッチメントの大きさも異なります。
・回転用最適アタッチメント
半月状の形をしたアタッチメントです。
円弧の方向に回転の力を加えます。捻れている歯などに使用します。
③3Dスキャン・3Dシミュレーションで事前に仕上がりが確認できる
:iTero element / クリンチェック・プロ
当院におけるインビザライン矯正治療では、印象材による型取りは一切行わず、すべて3Dスキャン光学印象と呼ばれるiTero Element(以下iTero)で行っております。
iTeroのメリットとして
・型取りの痛みや違和感がほとんどない
・噛み合わせも同時に採得できる
・3Dデータなのでブレがなく設計できる
・その場で患者様とスキャンデータを確認できる
などが挙げられます。
以前まで使用されていたピンク色の粘土のような素材を用いる型取りの方法ですと違和感が強いため苦手な患者様も多く、石膏模型に作り替える際に大きさや細部の形が採得できていなかったりすることがありました。
これらの点をすべて改善したのがiTeroスキャンです。
また、iTeroで得た3Dデータをそのままインビザラインの設計(クリンチェック・プロ)に用いることが可能です。
インビザラインのクリンチェック・プロでは0.1㎜単位で歯の傾斜や歯冠・歯根の位置、上下の噛み合わせ、ねじれ方向などを設計できます。
これとCTを用いることで理想的な歯並びの実現が可能となりました。
また、クリンチェック・プロによってご自身の歯が何枚のマウスピースで、どれだけ動くのか、仕上がりはどのような歯並びかを事前に確認することが可能となりました。
これにより、ワイヤー矯正のようないつ終わるかが分からない、仕上がりが不透明のまま治療が始まるといった不安がなく、納得してから矯正を始めることができますし、患者様のモチベーション維持にも繋がります。
5. インビザライン矯正/マウスピース型矯正装置のデメリット
インビザライン矯正/マウスピース型矯正装置のデメリットとは何なのでしょうか。ご紹介します。
①ご自身で装着する必要がある
ご自身での着脱が容易なのはマウスピースのメリットですが、一方で外したまま忘れてしまったり、紛失してしまうリスクがあります。
マウスピースは、基本的に1日合計20時間以上、1枚につき7〜10日間装着していただきます。もし1日20時間以上の装着が難しい日がありましたら、装着日数を1日延長してください。
マウスピース型矯正装置にとって、装着時間は治療の成功に大きく関わる重要なカギです。しかしながら、日々の装着時間に関しては患者様ご自身で管理していただく必要があります。装着時間が守れないことが続く場合は、シミュレーションのとおりに歯が動かなかったり、治療期間が長引いたりすることが予想されます。
②歯科医師のスキルに左右される
マウスピース型矯正装置は専門的な知識と技術を持った歯科医師によって設計・経過観察される必要があります。
しかし、実際には歯科医師のスキルやレベルにはばらつきがあり、無理な設計の場合だと治療期間が延びたり、トラブルの原因となりかねません。
さらに、マウスピース型矯正装置においては治療期間中の調整や保定期間のフォーローアップが大変重要となります。必要な管理が不足していたり、歯科医師と患者様のコミュニケーションが不十分な場合でも、治療結果に影響を及ぼすことがあります。
マウスピース矯正を始める際は、知識と経験、技術を持った歯科医師を選ぶこと。そしてどのようなお悩みや疑問でも適切に話し合えるクリニックを選ぶことが、満足のいく治療に繋がるでしょう。
③歯磨きのケアが重要
マウスピース矯正はデンタルケアがしやすく虫歯になりにくい矯正方法です。しかし、日頃のケアを怠ってしまうと虫歯や歯周病になってしまうため、しっかり歯磨きしていただく必要があります。
とくに、歯が動いている最中は一時的に歯と歯の間に隙間が生じます。この隙間を効果的に磨くためにデンタルフロスや歯間ブラシなどをお使いいただくと、口腔内を清潔に保つことができます。おすすめのブラッシング方法やデンタルケアグッズの選び方などは、お気軽に歯科医師や歯科衛生士にお尋ねください。
歯の周りに歯石がついていると歯の動きの妨げになってしまうことがあります。矯正治療中は特に気をつけてケアするようにしてあげるといいでしょう。実は歯石は歯の表面の見える範囲だけでなく、見えない内側に付いていることが多いです。クリニックではご来院の際にチェックをさせていただきますが、歯石を指摘された際は早めに歯石除去を受けた方がいいでしょう。歯石も日頃の歯磨きでは取ることができないので、クリニックでの歯石除去をおすすめします。
また、歯並びが整ってくると、今まで歯が重なって見えなかった部分が見えてきたり、影になっていた部分に光当たったりよく見えるようになります。そうすると、今まで以上に歯に付いたステイン(茶渋)が気になってくることがあります。ステインは一般的な歯ブラシでは落ちません。クリニックの専用の機械で磨くと一度でかなり綺麗になるので、ぜひお試しください。
※歯のクリーニングや歯石除去の頻度は3〜4ヶ月にいちどです。治療期間中のご来院に合わせて行うようにしてください。
④適応外の症例がある
昨今ではほとんどの症例に対応しているマウスピース矯正ですが、一部の症例ではマウスピースだけでは難しい症例もあります。
例えば、顎骨内に埋伏した歯を引き上げる必要がある場合、顎骨自体がずれていたり咬合の大きな不均衡がある場合など、歯科医師によってマウスピース矯正だけでは処置が難しいと判断された場合は他の治療法と併せて総合的に治療していくことがあります。
一方で、マウスピース矯正だけで治せる範囲でいいので整えたいと思われる患者様も多いです。
その際には様々なメリット・デメリットをご説明した上で、マウスピース矯正だけで安全に行える最大限の治療計画をご提案致します。歯科医師とのカウンセリングや評価を通じて、どこをご自身の目標にしていくか、何がご自身にとって最適な治療法なのかを見つけていくことが重要です。
6. よくある質問/疑問
①インビザライン矯正はいつ頃から見た目の効果が表れる?
患者様の歯並びや治療計画によりますが、1枚目から歯は動いているので治療の最序盤から見た目の変化が見られることがあります。逆に、奥歯が最初に動いたのちに最終的に前歯が動くような治療計画ですと、見た目に変化が出てくるのは終盤ということになります。何枚目のマウスピースでどの歯がどう動くかは3Dシミュレーションで治療前からご覧になることができるので、インビザライン矯正はモチベーションを保ちやすい矯正方法と言えます。
②出っ歯や受け口は内応できない?
マウスピースの素材の発達や技術研究の進歩により、現在では出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突)、オープンバイト(開咬)など、多くの症例に対応が可能です。
また、インビザライン矯正ですと3Dシミュレーション設計においてアタッチメントを使用したり0.1㎜単位での精密な設計が可能となるため、気になる部分を効率的に動かすこともできます。しかし、前述の通り大きな咬合の不和の場合は他の方法と併せて治療していくことがあります。
③インビザライン矯正後の保定について教えてください
歯を動かす期間が終了した直後の歯や歯の周りの組織は動きやすく、歯並びも後戻りしやすい状態にあります。
このため、保定期間中はリテーナーと呼ばれるマウスピースを使用していただきます。動かす期間が終了した後は速やかに保定期間に移り、歯並びの安定化を目指します。
リテーナーは基本的には動かしていた期間と同じ期間つけていただきます。
つまり1年間歯を動かしていた方は、保定期間も1年ほどとなります。
しかし、リテーナーは矯正用マウスピースと異なり装着時間が短くなります。
保定期間が始まったばかりの頃は1日20時間以上の装着の指示がありますが、数ヶ月ごとのメンテナンス時に問題がない場合、徐々に装着時間を短縮する指示があります。
④インビザライン矯正は年齢を重ねてもできる?
インビザライン矯正は、年齢を重ねても問題なく行うことができます。
歯の移動に関わる歯槽骨や歯根膜の新陳代謝は全ての人の体内で働いています。ですので、年齢を重ねても歯はきちんと動いてきてくれるのです。
ただし、加齢変化によってこの新陳代謝のスピードが遅くなったり、歯周病治療の必要性がある場合があります。
そのため、一般歯科治療を併せて行ったり、いっそう慎重な経過観察を行う必要があります。
7. インビザライン矯正で後悔しないために見るべきポイント
インビザライン矯正は非常に人気の矯正方法です。
しかし、気軽に始められるイメージの反面、よく考えずに始めてしまうことは思わぬトラブルの元となります。
治療を始める前に慎重に考えてから決めることが大切です。
インビザライン矯正で満足のいく結果を得るために、以下のポイントを抑えておくことが大切です。
①信頼のおける歯科医師・クリニックの選択
インビザライン矯正は専門知識と経験を要する矯正方法です。
歯科医師の専門性や症例数を確認し、信頼できる歯科医師を選択しましょう。
また、ご自身が通いやすいクリニックや相談しやすい雰囲気のクリニックを選択することも大切です。
②モチベーションの維持
ご自身の健康な歯を残しつつ綺麗な歯並びになる矯正治療で得られるメリットは大きいですが、理想の歯並びを即座に得ることはできません。
治療期間や予想される歯並びに関して歯科医師とよく相談し、モチベーションの維持に努めることで理想の結果に近づきます。
③治療計画の理解
インビザライン矯正はゴールに向かって少しずつ形の異なるマウスピースを交換して歯を移動させます。
治療計画や必要なマウスピースの数、どの歯が動いているかなどを把握しておくことが重要です。
また、治療の進捗状況の理解やトラブルがあった場合にも適切に対応することができます。
8. インビザライン・ドクターランクシステム
インビザラインを取り扱うにはインビザライン・ドクターと呼ばれる特別なライセンスの取得が必要です。
インビザライン・ドクターの取得にも様々な条件があり、
・日本国内の歯科医師免許を持つ
・5年以上の歯科矯正の経験を持つ
かつ、Align Technology社による特別なセミナーを受講したドクターのみがライセンスを取得できます。
さらに、インビザライン・ドクターの中でもそれぞれの年間症例数に応じた世界共通のランクシステムが存在し、現在10のランクが存在します。
当院の院長 森下貴祥は昨年の年間症例数1,000症例以上の「レッドダイヤモンド・プロバイダー」を受賞しており、これは世界の上位1%未満、国内ではわずか数名の限られたドクターのみに与えられる称号です。
9. インビザライン矯正で後悔しない方法まとめ
インビザライン矯正は世界中のクリニックで使用されている画期的な矯正装置です。
だからこそ、なぜ世界中で支持されているのかを知り、ご自身のライフスタイルに合うかどうかを検討してから始めることが重要です。
以下は、後悔しないために気をつけるべき重要なポイントです。
①矯正治療を始める前に十分な情報を収集しましょう。インビザラインのメリットやデメリット、治療期間、予想される結果などについて、歯科医師との相談を通じて理解しましょう。
②インビザライン矯正の経験豊富な歯科医師を選びましょう。信頼できる歯科医院で診察を受け、専門家の意見やアドバイスを聞くことが重要です。医師の経験と専門知識は、治療の成功に直結します。
③治療計画と予測される結果について現実的な期待を持ちましょう。インビザラインは効果的な治療法ですが、全ての歯並びの問題に適しているわけではありません。ご自身のケースに対して適切な治療方法かどうかを理解することが重要です。
④治療中は、指示やスケジュールに従うことが必要です。インビザラインは透明なマウスピースを使用し、ご自宅での装着が可能ですが、定期的なチェックアップやマウスピースの交換を怠らないようにしましょう。
⑤矯正治療には時間と忍耐が必要です。治療期間中は、目に見える変化がすぐに現れるわけではありません。モチベーションの維持に努めながら、理想的な歯並びを目指しましょう。
⑥治療後のリテンション(歯の保定)にも注意しましょう。インビザライン矯正が終了した後も、リテーナー装置の使用や定期的な歯科検診を受けることで、治療結果を維持することができます。
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