インビザライン マウスピース矯正専門医院

表参道駅B3出口 から 徒歩3分 マウスピース矯正専門医院

WEB
予約
矯正治療・費用
最高認定医
アクセス
公式LINE
マウスピース矯正

【歯科医監修】過蓋咬合を徹底解説!原因・症状・治療法・予防法まで完全ガイド

「なんとなく噛み合わせが深い気がする」歯科検診などで歯科医師から過蓋咬合(かがいこうごう)といわれたけれど、どういう状態なのかよくわからない」——
そんなお悩みをお持ちではありませんか?

過蓋咬合は、『ディープバイト』とも呼ばれており、前歯が下歯より前に出てしまっているので噛んだときに上下が一致しない歯並びのことです。
見た目は問題ないように見えても、顎関節症、咀嚼機能、全身のバランスなど、さまざまな問題に悪影響を及ぼします。
また、過蓋咬合は自然に治ることはほとんどなく、放置すると顎関節症や歯の摩耗、胃腸への負担など、さまざまなトラブルを引き起こすおそれがあります。

この記事では、過蓋咬合を原因・症状・治療法・予防法という観点から徹底的に解説します。

ルーチェマウスピース矯正歯科では無料カウンセリングを実施しています。 
ぜひ、お気軽にご相談ください。 

まずは医師へ無料相談 1分で簡単入力 無料カウンセリング予約 AIシミュレーション無料診断キャンペーン中! ホワイトニング(オパールエッセンス) 平日来院限定プレゼント

そもそも過蓋咬合とは何?

過蓋咬合とは?

はじめに、過蓋咬合の基本事項から確認していきましょう。
冒頭でも少し触れましたが、過蓋咬合は上の前歯が下の前歯を通常より深く覆ってしまっている状態です。
正常な噛み合わせは、上顎の前歯が下顎の前歯を2~3mm程度、覆っています。

正常な噛み合わせとは見た目も明らかに異なるため、比較的自覚しやすい不正咬合といえるでしょう。

見た目の変化だけでなく、前歯や奥歯にかかる力のバランスが崩れるため、歯の寿命や顎関節への負担にも影響するのが特徴です。

あなたも過蓋咬合かも?セルフチェックしてみましょう

記事を読んで、「過蓋咬合かも…」と思ってる方もいるのではないでしょうか?
実際にあなたも、過蓋咬合なのか鏡やスマホで、以下の項目を確認してみましょう。

番号チェック項目
上の前歯が下の前歯をほぼ隠している
噛んだときに下の歯が見えない
前歯で食べ物が噛み切りにくい
顎や奥歯に違和感・疲れを感じる
歯の内側や歯ぐきがすれて痛む


2項目以上当てはまる場合、過蓋咬合の可能性が高いです。
必要であれば、歯科医師や歯科衛生士に相談をしてみましょう。

過蓋咬合の原因について

生活習慣や顎の骨格など複数の要因が重なってなることが多いです。

過蓋咬合の原因

過蓋咬合の根本的な原因としては、以下の5つが挙げられます。

原因1:上下顎のサイズのアンバランス

過蓋咬合の症状は、基本的に上顎が下顎よりも大きい場合に現れます

最もわかりやすいのは上顎が標準よりも大きく、過剰に発育したパターンで、下顎が正常であっても過蓋咬合になりやすいです。

逆に、上顎が正常であっても、下顎が標準よりも小さい場合も過蓋咬合の症状が現れることがあります。
ですから、過蓋咬合において重要なのは、上下の顎のバランスなのです

原因2:上下顎の前後的な位置のアンバランス

上下の顎の大きさがともに正常であっても、その位置がズレていると過蓋咬合になりやすいです。
具体的には、上顎が前方にズレている、あるいは下顎が後方にズレていることで、過蓋咬合の症状が現れる場合があります。

原因3:前歯の傾きの異常

上下顎のサイズや前後的な位置関係が正常であっても、上の前歯が前方に傾いていたり、下の前歯が後方に傾いていたりすると、過蓋咬合になりやすいです。

ただ、前歯の傾きの異常による過蓋咬合は、比較的治しやすいです。

過蓋咬合の根本原因は上下の歯のバランスが悪いこと

原因4:奥歯がすり減っている

歯ぎしりや食いしばりが習慣になってしまっている人は、奥歯がすり減ってしまいます。
そうなると、奥歯の位置が低くなるため、噛んだときに上の歯が下の歯をほとんど隠してしまう状態が起きてしまいます。

原因5:習慣・習癖がある

口呼吸や舌で歯を押し出す癖、唇を噛む癖などの習癖がある場合、過蓋咬合の原因になります。
また、猫背や頬杖の習慣がある人も注意です。
口腔習癖は、前歯の歯並びや骨格の発育の遅れをもたらすことが多いため、小さなお子さんがいらっしゃるご家庭では十分にご注意ください。

その他にも、口腔内の癖が原因となることも

過蓋咬合の症状とリスクについて

過蓋咬合の症状


過蓋咬合では、上下の歯並びがきれいに並んでいるケースも珍しくありません。

一見すると正常な歯並び・噛み合わせに見えるため、わざわざ高いお金と長い時間をかけて治療する必要性はないのでは?と感じる方も多いかと思います。

けれども実際はそう単純なものではなく、歯並びがきれいに見えても歯列矯正が必要となるケースも珍しくないのです。

それは過蓋咬合にさまざまなリスクを伴うからです。

ここでは、過蓋咬合を治さない場合に起きる問題について触れていきます。

過蓋咬合による悪影響

過蓋咬合を放置していると、次のような症状や悪影響が生じることがあります。

悪影響1:咀嚼障害

過蓋咬合では、食べ物を前歯で効率よく噛み切ることが難しく、奥歯ですり潰す機能にも問題が生じます
その結果、あまり噛まずに飲み込めるものばかり選ぶようになってしまうのです。

悪影響2:胃腸に大きな負担がかかる

食べ物を十分に咀嚼せずに飲み込むと、そのツケは胃や腸といった消化器へとまわります
普段から胃や腸に不調が見られる方は注意が必要かもです。

悪影響3:顎関節症のリスクが上がる

過蓋咬合での咀嚼運動は、奥歯と顎関節に大きな負担がかかりやすいです。

奥歯の被せ物やブリッジ、入れ歯などが壊れやすかったり、顎関節症の症状が認められたりする場合は、過蓋咬合による影響が疑われます。

過蓋咬合では、奥歯の寿命も短くなりやすいため、お口全体の健康に悪影響を及ぼす噛み合わせともいえるでしょう。

悪影響4:発音に影響が出る

下顎の可動域にも影響が出るため、発音にも影響が出る恐れがあります。
発音がうまくできないとコミュニケーションに支障が出る可能性もあるため、大変です。

悪影響5:口が閉じにくくなる

過蓋咬合の方は、噛み合わせが深い影響で口をしっかり閉じにくいことがあります。
口が開きやすい状態が続くと、口の中が乾燥して唾液による自浄作用(細菌を洗い流す力)が弱まり、細菌が増殖しやすくなります。

その結果、虫歯や歯周病のリスクが高まったり、口臭が強くなったりすることがあります。

さらに、過蓋咬合の方は口呼吸になりやすい傾向もあります。
口で呼吸する状態が続くと、口腔内の乾燥が進み、歯ぐきの炎症や歯の動きやすさにつながることも。

悪影響6:歯がすり減る

噛み合わせが深くなると、上下の奥歯が強く当たるようになり、歯に大きな負担がかかります。
この状態を放置すると、奥歯の表面がすり減って平らになったり、歯の高さが低くなったりすることがあります。

また、奥歯に銀歯・セラミック・ブリッジなどの被せ物をしている場合は、強い力が加わることで欠けたり外れたりするリスクも高まります。

さらに、歯のすり減りによってエナメル質が薄くなると、虫歯ができやすくなったり、冷たいものがしみる知覚過敏を引き起こしたりすることもあります。

過蓋咬合だと、様々なリスクがあることがお分かりいただけましたか?

過蓋咬合の治療法

過蓋咬合の治療法

続いては、過蓋咬合の治療法について解説します。過蓋咬合は、ケースによって原因が異なるため、治療法も患者さんによって変わるのが現実です。

その中でも広く適応できるのが「歯列矯正」です。

主な治療方法は歯列矯正

歯列矯正とは?

歯列矯正は、歯並びの乱れを細かく整える方法で、マウスピース矯正ワイヤー矯正が挙げられます
過蓋咬合の原因となっている前歯の傾きや上下顎の位置のアンバランスは、歯列矯正で改善できることが多いです。
マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。
インビザラインとワイヤー矯正、どっちがいい? 選び方のポイントや費用・治療期間を比較

マウスピース矯正は、患者さんの心身にかかる負担が少ない治療法なので、過蓋咬合の症状に悩まされている多くの方に推奨できます。

特にマウスピース矯正ではインビザラインが人気です。
マウスピース矯正の種類について、詳しくは以下の記事で、各マウスピース矯正の特徴を比較しています。
ぜひ、参考にしてみてください。
マウスピース矯正の種類を徹底比較|インビザラインとの違いや選び方を解説

過蓋咬合をマウスピース矯正で治すメリット

・装置が透明で目立ちにくい
・歯の移動に伴う痛みが少ない
・装置でお口の粘膜を傷めるリスクがほとんどない
・食事と歯磨きの時に装置を外せる
・発音障害が出にくい
・装着時の違和感、異物感が少ない
・通院頻度が比較的低い

このように、マウスピース矯正にはワイヤー矯正にないメリットがたくさんあるため、過蓋咬合の治療を検討している人には非常におすすめです。

ただし、マウスピース矯正にも「適応範囲が比較的狭い」「マウスピースの装着時間を厳守しなければならない」といったデメリットも伴いますので、その点も理解した上で選択することが大切です。

マウスピース矯正(インビザライン)については、こちらの記事をご覧ください。
インビザラインとは?後悔しないためにメリット・デメリットを知ろう

過蓋咬合の治療はマウスピース矯正がメリットが多くお勧めできる

マウスピース矯正による過蓋咬合の治療例

当院での過蓋咬合の治療例を紹介いたします。

歯列のアーチがやや狭く、それにより上下の前歯部にガタつきが生じている状態でした。
小臼歯部をわずかに広げてスペースを作ることで、お口元を整えつつガタつきを改善しています。

マウスピース矯正による過蓋咬合の治療例

※その他の事例は以下ページより
マウスピース矯正治療の治療例

子供の過蓋咬合予防

過蓋咬合は、子供の頃から予防に努めることで、大人になってから苦労することがなくなります。
上でも解説した「過蓋咬合の誘因」を取り除くことが子供の過蓋咬合の予防へとつながります。

もしもお子さんに口呼吸や舌癖、指しゃぶりなどの悪習慣が見られる場合は、できるだけ早期に改善するよう努力しましょう。

お子さんの口腔習癖を家庭内で改善するのが難しい場合は、ぜひ、歯科医院の力を借りてください。

歯科医院では、口呼吸や指しゃぶりを改善するための治療が受けられます。

子どもの過蓋咬合は舌の動かし方や指しゃぶりなどの悪習慣も同時に見直そう

大人の過蓋咬合予防

大人になってから過蓋咬合になる人も少なくありません。

子供と同様、口呼吸や舌癖は、歯並び・噛み合わせを悪くする誘因となることから、意識的に改善するようにしてください。

また、過蓋咬合以外の噛み合わせの異常があったり、経年的な歯の摩耗や歯科治療で装着した装置に問題があったりする場合も噛み合わせが深くなることがあります。

そうした異常は、患者さん本人が自覚することは難しいため、定期的に歯科検診・メンテナンスを受けておいた方が良いです。

3~4ヵ月に1回くらいの頻度で歯科医師による診察を受けていれば、過蓋咬合を招く症状や異常は、早期に発見できることでしょう。

大人の過蓋咬合は悪習慣の他に経年の歯の摩耗や他の歯の治療に原因があることも、
定期的な歯科診断を受けよう

まとめ

過蓋咬合(かがいこうごう)まとめ

今回は、過蓋咬合の原因や症状、治療法などを解説しました

上下の歯列が標準よりも深く噛み合っている過蓋咬合は、歯や顎関節に大きな負担をかけたり、咀嚼障害などを招いたりするため、適切な方法で改善するのが望ましいです。
過蓋咬合の原因によっては、一般歯科での治療が必要となることもありますが、基本は歯並び・噛み合わせの専門家に診てもらうのが良いといえます。

多くの過蓋咬合は、歯科医院での矯正治療で治すことが可能となっていますので、深い噛み合わせに悩まされている方は、矯正歯科に相談することをおすすめします。

まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。

まずは医師へ無料相談 1分で簡単入力 無料カウンセリング予約 AIシミュレーション無料診断キャンペーン中! ホワイトニング(オパールエッセンス) 平日来院限定プレゼント

また、当院は4年連続でインビザライン・レッドダイヤモンドを受賞しており、症例数・技術ともに豊富です。
正しい知識と実績ある医師のサポートで、安心して矯正治療を始めていただけます。

インビザライン アドバンテージプログラム レッドダイヤモンド4年連続受賞

投稿・監修者プロフィール

ルーチェスタッフ
ルーチェスタッフ
このブログでは、患者様や一般の方々が歯科医療に関する理解を深め、健康な歯と口腔を保つための情報を提供しています。新しい治療法や予防のためのケア方法、口腔衛生に関するヒントなど、幅広いトピックにわたって記事を更新いたします。

関連記事

PAGE TOP